この情報は個人の経験から得られたものですので、感じ方が個人によって異なったり、状況が機関によって異なったりする場合があります。一般論ではなく、あくまでも参考としてお読みください。
[( )は勤務していた機関,情報提供者の性別]
1.特に男性は暑い時などにシャツの袖をまくり上げることが多いと思いますが,タイではこれをマナー違反と考える方もいるようです。タイの先生でこのように袖をまくり上げている人は見かけたことがありません。袖をまくるようであれば,半袖シャツを着用した方がよいでしょう。(大学主専攻,男)
2.意外と盲点なのが,ズボンです。シャツはともかく,ズボンは2,3日同じものをはくこともあると思いますが,暑さが厳しいタイではズボンも毎日変えているようです。また,折り目などがきちんとアイロンされているものを着用すると,印象がよいでしょう。これは,シャツについても同様です。(大学主専攻,男)
3.女性教師はスカートをはくことが求められており、ほぼ100%スカートと言っていいと思います。私の職場ではパンツをはいている人(タイ人)もごくまれにいましたが、その場合はフォーマルなパンツスーツだったようです。タイ人の先生はシルクのスーツを着ている人も多く見られました。シャツ、ブラウスは露出の多いものは避け、袖があるものを着用しています。(大学主専攻,女)
4.タイではTシャツやポロシャツにもアイロンをかける人が多く、あまりにシワだらけのシャツを着ているとだらしなく思われるかもしれません。(大学主専攻,女)
5.タイでは大学生も制服を着ており、好ましいスカートの長さ、ブラウスの着方があります。ブラウスはスカートの中に入れてその上からベルトをしめることになっています。好ましくない着方をしている学生には日本人教師も注意をすることが求められる場合があり、そういう意味でも、注意をする日本人教師も好ましい服装をする必要があります。(大学主専攻,女)
6.学校行事の際、その学校のスクールカラーの服装を着るように言われたことがあります(私がいた学校は紫とピンクの中間色)。義務ではないのですが、事前に知らされていなかったと思われる外国人教師が地味な服装をしていて、かえって目立つケースがありました。(中等教育,女)